口コミが良すぎる歯医者がクソだったので転院してみた

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歯医者の数はコンビニエンスストアより多いらしい。普通に考えて選べない。
よって、管理人は選ぶときにネットの口コミを参考にしているのだが、今回、口コミが最高レベルに良かった歯医者がガチのやぶ医者で、大ハズレした。

あまりにも最悪だったのでGoogle mapの口コミを初めて書いてしまったし、転院先の歯科クリニック探しに3時間も使ってしまった。

今回は口コミが良かったにもかかわらず歯医者が外れる理由とその対策について書く。

口コミが良すぎる歯医者がハズレ（やぶ医者）になる理由

色々調べた結果わかったんだけど、口コミが良すぎる歯医者がハズレになる理由は4つほどある。

口コミが良すぎる歯医者がハズレになる理由

読んですぐに分かった人もいると思うけど、少し補足していく。

大きなブログ（※このブログではない）をやっていると、法人が運営していると思われるのか、法人向けの営業メールがたくさん来る。
そのうちの一つに「Googleの口コミ対策しませんか？御社の☆5の口コミ、増やします」のようなお問い合わせメールがある。

この事例から分かると思うけど、Googleに限らず、口コミってのはお金でどうにでもなる部分がある。
本当に「なんでもできる」までは行かないけど、☆5の口コミはお金をかければ絶対増える。

歯医者についても同じで、口コミ対策をしている場合、新しいクリニックでもGoogle Mapに20～30件くらいの口コミがある。
逆に10年以上やっている良いクリニックでも、1～2個の口コミしかないこともザラだ。

その理由はもう明らかだろう。口コミ対策の業者を使っていないからである。

一つ目と近いのだけれど、良い歯医者には口コミが少ない。

当然と言えば当然だけど、良い歯医者には近所の常連さんが多い。しかも、近所の常連さんは口コミなんて書かない（ことが多い）。

口コミ対策をして、☆4.5～4.8くらいをキープしなければならないのは、常連がいない歯医者だ。
（こういう歯医者には、デンタルケアとか、デンタルオフィスとか、今風でシャレた名前のクリニックが多い。）

もちろん、「見た目が新しい上に腕もよい」歯医者もあると思うけど、「見た目はいいけど腕は悪い」歯医者もある。
少なくとも歯医者に関しては、「良い口コミが多すぎる＝外観が良いのは保証、肝心の腕はギャンブル」と考えてもOKだと思う。

今回、色々な歯科クリニック評価サイト（レビューサイト）を見たけど、その口コミには信憑性がなかった。

信憑性がないというか、もっと正確に言うと、歯科クリニック評価サイトで最高の口コミを獲得している所には共通点があることに気づいた。
それは、「メンテナンス偏重＆自費診療がめっちゃ高いところが多い」ということだ。

歯科クリニック評価サイト（レビューサイト）で☆5ばかりだったところをGoogle mapで見ると、「高い自費診療を異様におすすめされた」「最初の4回はメンテナンスだけしかしてくれなかった」など、ネガティブな口コミに、偶然とは思えない共通点がある。

口コミに広告費をかけてでも集客したいのは、そういった「歯科医としての腕というより、宣伝・マーケティングに自信がある」歯医者だけなんだろう。

同じことを何回も言って申し訳ないんだけど、良い口コミは買える。

で、こういう施策に手を出して「口コミ対策」をするのって、若い歯医者が多い。
経営・マーケティング重視の姿勢が悪いとは一概に言えないんだけど、「歯医者として技術を高める」と両立できていない人もいる。

「若くて喋りが上手い」歯医者は結構いるんだけど、「若くて喋りが上手くて腕もいい」医者は少ない。
経営・マーケティング重視の若い歯医者は、当たりはずれが激しいと感じる。

というわけで、今回転院してみた。

転院先を探す中で一番良いと思った方法は、Googleの口コミの質を見ることだ。
つまり、口コミ数が多かったり、悪い医者には☆1～☆2をつけているユーザーの意見だけを評価にカウントする。

この方法で、近所に2つの歯科医院をピックアップしてみて、早速1つに予約を入れた。
この方法が目論見どおり機能したかは、追記したいと思う。

頼むから、歯医者なら歯科治療だけはちゃんとやってほしい。

今回は、通院前には痛くなかった歯が、治療によって（痛くて）噛めなくなった。しかも3日とか1週間とかじゃなく、数か月単位で。
歯医者の半分くらいは淘汰されるべきなんだと思うけど、口コミが機能していないからそうならなくて悔しい。